1996-02-27 第136回国会 参議院 法務委員会 第2号
阿藤という人、この人のことは今井正監督の「真昼の暗黒」という映画になって有名になりました。私も現場まで行きました。これも無罪ですよ。 もしあれが、再審が行われなかったり、あるいは裁判でそのまま通っていってしまって死刑が確定する、死刑が執行されるというようなことになったら、この人たちはすべて殺されたということになったわけであります。
阿藤という人、この人のことは今井正監督の「真昼の暗黒」という映画になって有名になりました。私も現場まで行きました。これも無罪ですよ。 もしあれが、再審が行われなかったり、あるいは裁判でそのまま通っていってしまって死刑が確定する、死刑が執行されるというようなことになったら、この人たちはすべて殺されたということになったわけであります。
それは解放同眼朝田派の要求に上り、差別をなくすことを主題にした今井正監督の映画、あの「橋のない川」まで貸し出し中止にたったという問題であります。 昭和四十六年から東京都民生局の事業として始めた聴力障害者のための字幕入りフィルム貸し出し事業は、聴力障害者はもちろん、文化関係の多くの方々から歓迎されておりました。
ところが同日午後五時ごろ、山田プロデューサーは、今井正監督と一緒に情報課長をたずねてきまして、そうして裁判所側から見て、脚本の不都合と思われる点を指摘してほしいということであったのでありますが、情報課長は、情報課としては、現に係属中の事件を映画化しているという点に賛成していないのでありますから、脚本の内容いかんを問わないのである。